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北海道庁、生成AIを業務に本格導入―議事録要約や広報文作成に活用

"北海道庁が、人工知能の生成AIを本格的に業務に導入しました。この新たな取り組みは6月10日から始まり、全職員が対話型AI「ChatGPT」と「Copilot」を使用することができるようになりました。これらのAIは、オープンAI社とマイクロソフト社が提供するもので、議事録の要約や広報文の作成など、多岐にわたる業務に活用されることが期待されています。

北海道では2023年から試験的に一部部署でこれらのAIを使用していましたが、その効果が評価された結果、全庁的な導入に至ったとのことです。情報政策課の宮内力さんは、「情報漏えいを防ぐために、個人情報の管理には細心の注意を払う必要がある」とコメントしています。

このAI導入により、業務のスピードと正確性が向上するとともに、従来の方法に比べて業務効率が大幅に改善されることが期待されます。北海道庁は、この技術を活用してより迅速で質の高い行政サービスを提供することを目指しています。"