ウーバーCEO、日本市場でのライドシェア解禁に意欲
"アメリカの配車サービス大手、ウーバー・テクノロジーズのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)が、日本でのライドシェア全面解禁を前提に、参入の意向を示しました。コスロシャヒCEOは、6月3日に東京都内で行われた記者会見で、この意向を明らかにしました。
現在、日本政府はライドシェアの参入事業者をタクシー会社に限定し、サービス提供時間や場所、使用できる車両の数にも制限を設けています。これに対し、ウーバーはより柔軟な規制緩和を望んでおり、全面解禁が行われた場合には「市場のリーダーとしてのポジションを目指す」とコスロシャヒCEOは述べています。
彼はまた、政府の規制緩和について「歓迎する」とし、さらに柔軟な制度を導入することで、タクシー会社とドライバーの双方にとっての負担を軽減し、最終的には利用者の利便性を向上させることができると強調しました。さらに、安全性の問題に関しても、ウーバーが長年にわたり導入してきた数多くの安全機能を日本の基準に合わせて柔軟に調整していく方針を示しています。"