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好調の日本勢 ボッチャ・水泳で活躍

"パリパラリンピックを目前に控え、日本の障害者アスリートたちが国際大会で躍動しています。
4月29日から5月6日までカナダ・モントリオールで開催されたボッチャの国際大会「モントリオール2024世界ボッチャカップ」では、日本代表の「火ノ玉ジャパン」が金メダル2つ、銀メダル1つ、銅メダル1つの計4つのメダルを獲得しました。
すでにパリパラ代表に内定しているBC2男子の杉村英孝選手は個人戦で金メダルを獲得。「パリパラに向けて弾みがつく成果をあげることができた」と東京パラに続く連覇に向けて手応えを得ました。BC3ペアの有田正行選手と一戸彩音選手のペアも金メダルを獲得し、初出場となるパラリンピックへの自信を深めました。
また、5月3日から5日まで横浜国際プールで開催された「WPS公認2024ジャパンパラ水泳競技大会」では、パリパラ日本代表に内定している21選手が出場し、好記録を連発しました。
S11の石浦智美選手は3種目で日本記録を更新。「ずっと目標としてきた29秒台が出てよかった。パリでは初日にメインレースなので、どのくらい出るか、自分自身に期待している」と意気込みを語りました。S10の南井瑛翔選手も2種目でアジア新記録を樹立し、「アジア新でも、世界ではまだ決勝に残れない。58秒台を狙って、夏までにもっと練習したい」と2回目のパラリンピックに向けて気合十分です。
S5の日向楓選手と田中映伍選手は、良きライバル同士としてお互いを刺激し合いながら日本記録を更新。互いの存在が励みになっている様子がうかがえました。
他にも多くの選手が日本記録を更新するなど、パラ水泳日本代表「トビウオパラジャパン」の順調な調整ぶりが示されました。
ボッチャ、水泳ともに日本勢の活躍が光った今回の国際大会。パリパラリンピックでの日本代表の活躍に大きな期待が寄せられています。"