水原一平被告、司法取引で14日に罪状認否へ
"ドジャース所属の大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告の罪状認否が14日から行われることになりました。
水原被告は、検察側と司法取引を行い、量刑について禁錮4年から6年を軸に合意し、裁判所に判断を委ねています。アメリカの連邦検察は8日、水原被告が不正送金した銀行詐欺罪と、虚偽の納税申告をした罪について認めることで合意したと発表していました。
アメリカの量刑は、罪の内容に応じて加点されるポイント制で決まります。公表された資料によると、水原被告は「銀行詐欺罪」では29点、「虚偽の納税申告をした罪」では22点に該当しますが、検察側との司法取引により25点で合意しています。初犯の場合、25点での禁錮刑の期間は4年9カ月から5年11カ月となっています。
ただし、最終的な量刑は裁判所が決定するため、14日の罪状認否を経て、どのように判断されるかが注目されます。
水原被告は、大谷選手の通訳を務めていた2019年から2021年にかけて、不正に入手したクレジットカード情報を使用して約180万ドル(約2億4000万円)を荒稼ぎし、その収入を申告しなかった疑いが持たれています。
大谷選手と水原被告の関係性や、水原被告の犯行の詳細については明らかになっていませんが、大谷選手の元通訳が起こした事件として、日本でも大きな注目を集めています。14日の罪状認否の結果と、最終的な量刑の判断が待たれます。"