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経産省、AI開発5社に725億円助成

"経済産業省は4月19日、AIの開発に必要な計算資源の整備に向け、国内IT5社に最大725億円の助成を行うと発表しました。

助成対象となるのは、クラウド事業の基盤を持つさくらインターネット、GMOインターネットグループ、KDDIなど。助成額は、さくらインターネットに最大501億円、KDDIに同102億4000億円、GPUクラウド事業を手掛けるハイレゾなど2社に同77億円、GMOインターネットグループに最大19億3000万円などとなっています。

この助成は、計算資源の安定供給に向けた「特定重要物資クラウドプログラムの供給確保計画」の一環として行われます。
KDDIは、助成を踏まえ計算資源の整備に最大1000億円を投資する方針を発表。今後4年間にかけて投資し、まずは2024年内に、生成AI開発のための大規模計算基盤を整備し、稼働開始を目指すそうです。構築した基盤は、大規模言語モデルの開発に挑戦する研究機関やスタートアップにも提供する予定だとのことです。

AI開発に必要な計算資源の整備は、国内企業の競争力強化にとって重要な課題と言えます。今回の助成を受けた企業の取り組みが、日本のAI開発をどのように加速させていくのか、注目が集まります。"