夏の甲子園、「2部制」導入を検討
"今夏の第106回全国高校野球選手権大会、通称「夏の甲子園」で、暑さ対策として「2部制」の導入が検討されていることが分かりました。
日本高校野球連盟は、日中の試合を見合わせ、朝と夕方以降に振り分ける「2部制」の試験的実施を検討しています。具体的には、3試合開催日のうち3日間で導入する案などが、19日午後の運営委員会で協議される見込みです。
夏の甲子園では、年々深刻化する気温の上昇に伴い、選手たちの熱中症対策が急務となっています。昨年は五回終了後に選手らが水分補給などをする「クーリングタイム」を設けましたが、朝夕2部制を導入すれば、猛暑の時間帯を避けられることから、運営委員会などで議論が重ねられています。
夏の甲子園で「2部制」が導入されれば、選手だけでなく応援団などにとっても、熱中症のリスクを減らすことができます。高校スポーツ全体の課題解決につながる取り組みとして、注目が集まります。"