小池百合子元側近の小島敏郎氏が上杉隆へ謝罪
"カイロ大学長名で2020年に出された小池百合子東京都知事の「卒業を証明する」との声明に関し、月刊誌「文芸春秋」の記事で「学歴詐称疑惑の隠蔽工作に加担した」と告発した元側近の小島敏郎氏が4月17日、東京・日本外国特派員協会で会見を行いました。
小島氏は冒頭で、「私は図らずも小池知事の学歴詐称隠蔽工作に加担してしまいました」と改めて加担を認めました。そして、「小池知事は『日本人女性で初めてカイロ大学を主席で卒業した』と称しましたが、2020年の再選のタイミングで都議会で学歴詐称疑惑が追及され、5月発刊の『女帝 小池百合子』が拍車をかけ、再選を目指していた彼女は窮地に陥りました」と経緯を語りました。
文芸春秋の記事によると、再選した2020年7月の知事選前の6月、小池氏から疑惑への対応を相談された小島氏は、「カイロ大から声明文を出してもらえばいい」と提案。数日後に、駐日エジプト大使館のSNSに学長名の声明が出たそうです。小島氏は声明文について、元ジャーナリストのA氏から自身が原案を作ったことを打ち明けられたとも証言しています。
小池都知事の学歴詐称疑惑をめぐり、元側近の告発で新たな局面を迎えています。真相解明に向けて、小池氏自身の説明が求められそうです。"
