駿台、教育AIベンチャーのatama plusと資本業務提携 - オンライン塾サービスを共同展開へ
"駿河台学園（駿台）は4月8日、AIを活用した学習塾向け教材サービスを提供するatama plus（東京都港区）と資本業務提携を結んだと発表しました。駿台はatama plusの株式の35.5％を取得し、今後、両社はオンライン塾サービスを共同で展開していくそうです。
atama plusは2017年に創業し、AIを活用して生徒ごとにカリキュラムを最適化できる教材サービス「atama+」などを提供しています。駿台は2021年からatama+を駿台予備学校の全生徒に導入しており、主に成績中・下位層の学力向上に効果があることを確認したとのこと。
今回の提携により、駿台はatama plusと連携し、様々な学力・志望先の学生に最適な指導を可能にするシステムを構築し、全国の高等学校に展開するとしています。これにより、教員の働き方改革や人手不足にも対応できるようです。
AIを活用した教育サービスは近年注目を集めており、今回の駿台とatama plusの提携は、この分野における大きな動きと言えるでしょう。両社の取り組みにより、より効果的で個別最適化された学習環境の提供が期待されます。
今後、AIを活用した教育サービスがどのように発展していくのか、教育業界の動向とともに注目が集まります。"
