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高校野球 不要な旧バットを再利用

"様々に活用されています。
高校野球で低反発の金属バットが本格導入されたことに伴い、使えなくなった旧バットを有効活用する動きが各地で見られます。

沖縄県高野連では、「高校野球SDGs廃棄バットアップサイクルProject」を立ち上げ、旧バットを花器やペン立てに加工して販売しています。県内では約1,000本の廃棄バットが出る見込みですが、加工品の売り上げで新しい低反発バットを購入し、各校に配布することを目指しているそうです。

福岡県高野連では、約250本のバットをスリランカに送りました。スリランカでは野球の道具を手に入れるのが難しく、スリランカの子にはまだまだ使えるすてきな道具であるとのことです。

また、選抜大会の出場校でも、旧バットを有効活用する動きがあります。田辺高校は少年野球チームとの交流会で約20本を小学生に持ち帰ってもらい、阿南光高校などは中学生のチームに提供しました。

低反発バットの導入で不要になった旧バットですが、花器や海外での再利用など、様々な形で新しい命を吹き込まれています。"