パラ水泳 パリパラ日本代表決定
"22名の代表が決まりました。
パリパラリンピック水泳競技の日本代表推薦選手選考会を兼ねた「2024 日本パラ水泳春季チャレンジレース」が3月9日から10 日にかけて、静岡県富士水泳場にて開催され、パラスイマーたちがそれぞれの挑戦に挑みました。この大会結果を踏まえ、日本パラ水泳連盟と日本知的障害者水泳連盟が大会終了後にパリ大会の「日本代表推薦選手選考委員会合同会議」を開き、審議の結果、日本代表推薦選手として22人を決定したと発表しました。なお、日本代表は今後、日本パラリンピック委員会による審査を経て正式に決定されます。
今大会ではパリ大会に向け、メダル獲得目安となる派遣A基準記録と入賞の目安となる同B記録が設定されていました。大会を終えて、上垣匠日本代表監督はとくに肢体不自由クラスの選手について東京パラリンピック代表選手から新しい顔ぶれが少ない点は「寂しいが、派遣基準記録を切るべき選手が突破した。今後は個々の目標に向けて、しっかりサポートする体制をつくり強化していきたい」と話しました。
日本はパリ大会の出場枠として、昨年7 月の世界選手権で「男子3、女子1」枠を獲得し、さらに世界パラ水泳連盟の規定に基づき、MQS 配分枠として「男子9、女子9」を獲得していました。今回の発表では出場枠を満たす全22人の推薦選手に加え、補欠2人も発表されました。"