自民党の前役員ら、政倫審出席へ
"出席の方向に進んでいます。
自民党の松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長を含む5人が、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関連し、衆議院政治倫理審査会（政倫審）への出席を意向していると報じられました。この動きは、2024年度予算案の衆議院採決を控え、自民党と野党との間での合意形成を目指すものです。立憲民主党をはじめとする野党は、月内に政倫審の開催を要求しています。
自民党は、松野、高木、西村康稔前経済産業相の3人の出席意向を立憲民主党に伝え、中央公聴会の27日開催に理解を求めましたが、野党の要求を受けて29日の開催を提案しました。また、自民党は塩谷立元文部科学相と武田良太元総務相の出席も野党に伝えていますが、野党はさらなる透明性と公開を求めています。
この政治資金問題は、安倍派の有力議員で構成される「5人衆」に関連し、野党は自民党に対し、政倫審への全員出席や問題の全面的な解明を強く求めています。野党4党の国会対策委員長は、政倫審の迅速な開催と透明性の確保を自民党に要求し、国民の信頼回復に向けた取り組みの重要性を強調しています。"
