創価大学駅伝チーム、ドーピング違反で成績失効
"詳細が報じられています。
創価大学の陸上部選手、リーキ・カミナ選手がドーピング違反で3年間の資格停止処分を受けたことが、複数のメディアで報じられています。
2023年9月の日本インカレで実施されたドーピング検査で、禁止物質ナンドロロンが検出された結果、出雲駅伝で創価大学が獲得した2位のチーム及び個人成績は失効となり、城西大が2位、国学院大が3位に繰り上がりました。
ナンドロロンは骨格筋を増強する作用があり、スポーツ選手による使用が禁止されている物質です。
ドーピング違反はスポーツ界全体で深刻な問題となっており、特に学生スポーツにおいても厳正な対応が求められています。ドーピングには様々な禁止成分があり、興奮剤やステロイドのほか、中長距離走では気管を広げる成分や血液ドーピングが問題視されることもあります。喘息治療薬や花粉症の薬も禁止成分に該当する場合があるため、アスリートは日常的に口にするものに対して細心の注意を払う必要があります。
日大アメフト部をはじめとした、学生スポーツ界での薬物使用・所持に関するニュースが増えている中で、今回のドーピング違反発覚は、選手の将来にも大きな影響を及ぼす可能性があり、選手自身が自己管理を徹底するとともに、所属チームや大学が支援と指導を強化することが求められます。
今後、大学スポーツにおけるアンチ・ドーピング対策の重要性が一層強調されることになるでしょう。"
