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ラトビア選手、ロシア勢の国際大会復帰に反対表明

"ロシア選手の復帰に、異議が出ました。

フィギュアスケート男子で五輪2大会出場経験を持つラトビアのデニス・バシリエフス選手が、ロシアフィギュア界の国際大会への復帰に対して強い反対の声を上げました。現在、ロシアはウクライナ侵攻やカミラ・ワリエワ氏のドーピング問題などを理由に国際大会から除外されています。

バシリエフス選手は、ロシアメディア「SPORT24」にて「軍事作戦はまだ進行中であり、ドーピングスキャンダルもまだ終わっていない。『大丈夫なので、また一緒にスケートしましょう』とは心から言えない」と述べました。さらに彼は、ロシア人に中立旗の下で参加する機会を与えるべきかという問いに対し、「中立国なんて存在しない。選手たちが国から追放されて苦しむのなら理解できるが、そうではない」、「政治状況が正常化すれば、ロシア人の復帰を認めるべきだが、現状ではまだ戻るべきではない」との見解を示しました。

国際オリンピック委員会がロシアとベラルーシの選手の国際大会参加を条件付きで検討する方針を示している中、欧州各国からは反対の声が上がっています​​​​​​​​。"