伝統の大分国際車いすマラソンで、重ねられた歴史と新たな歴史
世界初の車いす単独のマラソン大会として唯一の歴史を重ねつづけている「第42回大分国際車いすマラソン」が11月19日、大分市内の特設コースで開催され、16の国・地域から188選手が出走しました。障害の程度に応じた3クラスに分かれ、マラソンとハーフマラソンで競いました。
今年は、例年フィニッシュ地点となっていたジェイリーススタジアムがトラック改修工事中だったことから、県庁前をスタートし市内を周回後、同スタジアム北側の県道上にフィニッシュする新たな国際公認コースで行われました。
アジア地域のパラスポーツ振興や選手の支援を目的にした「アジア・チャレンジ・アスリート枠」が昨年から導入されるなど、ただ伝統を引き継ぐだけでなく、新たな取り組みも加えられ、大会自体も進化しています。
さらなる発展に、期待大です。