ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

自民党 裏金疑惑の再来か

政治とカネの問題の再来となりそうです。

自由民主党の最大派閥である安倍派が、政治資金スキャンダルの中心に立たされています。東京地検は、安倍派が過去5年間にわたり、約1億円以上の資金を不適切に管理した疑いで調査を進めています。このスキャンダルは、自民党内の政治資金の透明性に関する問題を浮き彫りにしています。

安倍派は、99人の議員を擁する大派閥で、各議員に対して販売するパーティーチケットの枚数に上限を設け、その収入を適切に報告していなかったとされています。

安倍派の座長である塩谷氏は、派閥のパーティー券を一定以上売り上げた議員に対し、収入の一部を払い戻す「キックバック」について「あった」と認めましたが、後に発言を撤回し、報道の真偽を確認した上で対応すると述べました。

政治の信頼性を保つために不可欠な、政治資金管理の透明性と適切な報告に重大な問題を抱えており、日本の政党政治のガバナンスにメスを入れることができるのか、注目されています。