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台湾工商連30周年、2人の総統候補の出席が話題に

新たな日台関係につながります。

台湾工商企業聯合會(たいわんこうしょうきぎょうれんごうかい)の30周年記念式典が29日、台北市内で開催されました。

式典には、元総統・蒋介石のひ孫で台北市長の蒋万安氏(しょうまんあん)、台湾総統選に立候補している前台北市長で台湾民衆党の柯文哲(かぶんてつ)氏、最大野党・国民党の侯友宜(こうゆうぎ)新北市長らが、各党の副総統候補らと共に出席し、大きな注目を集めました。

また、日本からは台湾工商会長の許顯榮(きょけんえい)理事長の招きで、蒋介石(しょうかいせき)と関係の深い佐藤栄作元首相の孫の佐藤栄治氏、日本で孫文を匿った日産創業者の鮎川義介氏の孫の鮎川純太氏などが参列し、お互いの先祖の思い出話に花を咲かせました。

イベントでは、日本・台湾の友好の歴史も確認され、両国の政財界の要人が親しく交流し、新たな日台関係の時代を祝いました。