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ガザ北部、軍事衝突で建物の半数以上破壊

衛星写真で被害が確かめられました。

イスラエルとイスラム組織ハマスとの軍事衝突により、パレスチナ自治区ガザ地区北部の建物の約5~6割が破壊されたことが28日、米大学の研究チームによる衛星データ分析で明らかにされました。

この分析は、10月7日に始まったイスラエルへのハマスの急襲を受けて行われたものです。
イスラエル軍はガザ地区への空爆や地上侵攻で攻撃を続けてきました。

米オレゴン州立大の研究チームが提供したデータによると、ガザ地区最北部では約47~59%の建物が損壊し、人口65万人以上の最大都市ガザ市周辺でも同様の被害が確認されました。ガザ地区全体では約24~31%の建物が損壊したとされています。