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国の基金、2割に数値目標なし 無駄遣いの危険性

ガバナンス体制のチェックが求められます。

コロナ禍以降、国の基金が肥大化し、約190ある事業のうち、少なくとも2割にあたる43事業で成果の数値目標が設定されていないことが明らかになりました。これにより、無駄遣いの可能性が指摘されています。

政府は基金予算を決める際に、所管する省庁に数値目標を策定・公表させる検討に入っています。

一方で、残る約140の事業では数値目標は掲げていますが、その妥当性に疑問が投げかけられています。