パラバドミントンJapan国際、日本代表がメダル8個獲得
11月7日から12日にかけて「ヒューリック・ダイハツJapanパラバドミントン国際大会2023」が、国立代々木競技場第一体育館(東京渋谷区)で開催されました。
パリパラリンピック出場につながるポイントレース大会のひとつで、中国やインドネシアなど世界36の国・地域から197選手が参加。日本からは19選手が出場し、金2個を含む全8個のメダルを獲得し健闘しました。
金メダルを獲得した一人は女子WH1(車いす)の里見紗李奈選手で、シングルス決勝で中国選手に21-11、21-9のストレートで勝利し、頂点に立ちました。東京パラリンピック金メダルの里見選手は緩急をつけたショットで相手を翻弄しながら、終始攻撃的な姿勢を崩さず、東京パラからつづく連勝記録も伸ばしました。
パラバドミントンのパリパラリンピック出場権争いのレースは来年3月までつづき、最低3試合、最大6試合で獲得したポイント合計によって出場権が与えられます。来年2月には獲得できるポイントが高い世界選手権(タイ)が控えます。今大会でつかんだ自信や課題を糧に、日本代表のさらなる躍進を期待したいと思います。