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鉄道障害者割引「介護者同伴」など国交省に見直し要望

国交省に見直しを要請しました。

障害者とその家族が、鉄道の障害者割引の見直しを求めて国土交通省に要望書とオンライン署名を提出しました。

現在の鉄道の割引要件には「介護者の同伴」や「単独での乗車区間が101キロメートル以上」といった条件がありますが、これらは70年以上前に国鉄時代に設けられたものです。

当事者らは、バリアフリー化が進んで1人でも移動できる現代において、これらの制限は時代にそぐわないと訴えています。

オンライン署名活動を行った団体の調査では、多くの障害者がこれらの条件によって割引を受けられない現状が明らかになりました。

要望の発起人は、より良い形の障害者割引の実現を求めています。

国土交通大臣は、割引は鉄道事業者の経営判断であり、理解と協力を得られるよう努めると答弁しています。