自民党議員連盟、ライドシェア導入に「安全面での懸念」を強調
自民党のタクシー・ハイヤー議員連盟は、17日に開催された会合で、一般ドライバーが自家用車を使用して乗客を有償で運送する「ライドシェア」に関して、「安全安心の確保から認めてはいけない」との反対意見が多数出された。
この会合では、タクシーの不足という問題を解決するための一環としてライドシェアの導入が提案されていたが、出席した議員からは、運転手の健康チェックなどの安全面に関する懸念が強調された。
議連幹事長の盛山正仁文部科学相は、「安易なライドシェアの導入は許されない」との立場を明確にし、さらに「ライドシェアが導入されれば、地域の公共交通機関が失われる可能性がある」との意見も出された。
