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インド大統領、G20で「バーラト」

国号を変更する動きです。

インドのムルム大統領がG20首脳会議の晩餐会の招待状で自身を「バーラト大統領」と呼んだことが話題になっています。インドでは植民地支配以前の呼称である「バーラト」が官民で使用されていまずが、政府高官は通常、英語でのコミュニケーションにインドという呼称を使ってきました。

一方、モディ首相率いるインド人民党政権は、ヒンズー至上主義を掲げており、植民地時代のインドという呼称を変更しようとしています。これに対して与党に近いヒンドゥー教団体は、G20首脳会議が植民地時代の荷物を捨てる絶好の機会だと訴えていました。

一方、野党側は変更に批判的で、インドという呼称のブランド価値を捨てるような愚行をしないよう望んでいるとのことです。