ウクライナ、兵器製造資金を大幅増額 今年の7倍に
ウクライナのシュミハリ首相は、9月30日に兵器や軍需品の製造に関する来年の予算を発表しました。それによると、来年の兵器製造資金は1,500億米ドル(約2,235億円)となり、今年と比べて7倍の水準となることが明らかにされました。この増額は、ウクライナ軍が前線の遠方にあるロシア領の標的に対して国産のミサイルやドローンを使用する作戦を進めていることが背景にあります。
また、首相は首都キーウで開催された国際防衛産業フォーラムで、ウクライナの兵器産業の「新たな誕生」を称賛しました。ゼレンスキー大統領もこのフォーラムで演説を行い、「世界はウクライナのミサイルやドローンの能力を目の当たりにしている」との立場を強調しました。