ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

自民 麻生副総裁、公明党幹部を批判 「がん」

自民党の麻生太郎副総裁が、公明党の山口那津男代表ら幹部を名指しで「一番動かなかった、がんだった」と批判したことが分かった。麻生氏は、公明党が政府の安全保障関連3文書改定に反対したことについて、「北朝鮮からどんどんミサイルが飛んでくる。だが公明党は専守防衛に反するという理由で反対。現実をよく見てみろ」と指摘した。麻生氏は、山口氏らが問題だったという意図だと述べた。

麻生氏の発言は、岸田政権が安全保障関連3文書改定を閣議決定したことを受けて行われた講演でのものであり、公明党に対する批判は撤回されない意向とみられる。

この発言について、山口氏はコメントを避けたが、麻生氏の発言の真意を尋ねられた際には、公明党が反対だったことは間違いないと述べた。

麻生氏の発言は、安全保障政策における自民党と公明党の対立を浮き彫りにしたものと言える。今後、両党の関係がどのように進展するのか注目される。