日立、鉄道にメタバース活用へ
日立製作所が茨城県日立市にある研究施設で、新たなプロジェクト「鉄道メタバース」を進めています。この施設は、鉄道の線路や駅、車両などをリアルに再現した仮想空間を提供しているとのことです。
このプロジェクトでは、ドローンで撮影した実際の風景を基に、仮想空間を生成。これにより、運用保守の現場で技術がなかなか伝承されない問題を解決するための新しい手法ができるとのことです。
日立製作所は、家電製品だけでなく、社会課題解決型のビジネスにも力を入れており、この「鉄道メタバース」も、社会課題解決型ビジネスの一環として位置づけられています。
今後、高齢化が進む中での人材確保が課題となっているインフラの領域で、メタバースの活用が期待されています。