ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

ジャニーズ所属タレントのCM起用、大手企業が相次ぎ中止

各社、対応を表明しています。

大手消費財化学メーカー「花王」は12日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、同事務所所属タレントの広告・販促物等の展開を中止すると発表しました。11日には「変更の予定はない」としていましたが、わずか1日で一転した形になります。
中止の理由については「性加害の問題は、花王人権方針の基本的な考え方に反します」と説明しているとのことです。

また、他社でもジャニーズ所属タレントの起用見送りの拡大が続きました。俳優・木村拓哉氏を広告に起用する日本マクドナルドは契約期間満了後は更新しない方針を発表。

かぜ薬「ルルアタックシリーズ」のCMに嵐の松本潤氏が出演している第一三共ヘルスケアも、現時点の契約は期間満了で終了し、新たな契約もしないとしています。

ジャニーズ事務所は7日、都内でジャニー喜多川氏による性加害問題についての会見を開催。代表取締役社長・藤島ジュリー景子氏が出席し、ジャニー氏の性加害を事実と正式に認め、謝罪。ジュリー氏は社長を退任し、新社長として所属タレントである東山紀之(ひがしやまのりゆき)氏が就任することを発表していました。