ロシア軍、オデッサに連日ミサイル攻撃 港湾に被害
穀物の輸出が止まりそうです。
ロシア軍は23日未明、ウクライナ南部オデッサに大規模なミサイル攻撃を行い、正教会の大聖堂が破壊されたほか、港湾施設や住宅も被害を受けました。地元の知事は、1人が死亡し、子供を含む20人近くが負傷したことを明らかにしました。
プーチン政権は18日、ロシアへの制裁が解除されないことに反発し、ウクライナ産小麦などを黒海経由で運ぶ穀物合意を停止しました。
それ以降、ロシアはウクライナの穀物の輸出拠点であるオデッサへを連日のように攻撃しています。
ロシア国防省は19日、黒海を通じてウクライナに入港するすべての船舶は「軍事物資の輸送に関わっている可能性があるとみなす」と発表しており、ウクライナに入港する船舶を攻撃する可能性を示唆しています。