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東京五輪汚職でADK前社長に有罪判決

社長が汚職を主導していました。
東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄罪に問われた広告大手「ADKホールディングス」前社長の植野伸一(うえのしんいち)被告に、東京地方裁判所はきょう「経営トップとして主導的な役割を果たした」として懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
判決によると、植野被告は部下などと共謀し、大会組織委員会元理事の高橋治之(たかはし・はるゆき)被告に、スポンサー契約支援業務への参入などで便宜を図るよう依頼し、見返りにあわせておよそ1400万円を送金しました。
一連の汚職事件では、あわせて15人が起訴され、これまで9人が執行猶予付きの有罪判決を受けています。