ウクライナが大規模反攻開始=双方の大統領が表明
戦争は新たな局面を迎えました。
ウクライナは10日までに、ロシア軍が占領する東部と南部の奪還に向けて、大規模な反転攻勢を始めました。ウクライナとロシアの大統領がそれぞれ明らかにしました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、首都キーウを訪問したカナダのトルドー首相との共同記者会見で「反転攻勢と防衛行動が行われている」と述べました。
ロシアのプーチン大統領も10日、ウクライナ南部のソチで「攻撃が始まったと断言できる」と述べました。作戦の詳細は発表されていませんが、ウクライナ軍参謀本部は、東部バフムト周辺でロシア軍を撃退したと発表しました。
一方、ロシア国防省は10日、ウクライナ軍の東部と南部の攻撃が「不首尾に終わった」と主張しています。