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防衛財源確保法案の採決取りやめ=会期末迎え国会緊迫

与野党の駆け引きが続いています。

終盤の国会で最大の焦点となっている防衛費増額の財源確保法案について、自民党と立憲民主党はきのう、参議院財政金融委員会での採決を取りやめることで合意しました。

与党側は、あす採決を行い、あさっての参議院本会議での成立させたい考えです。

なお、立憲民主党は、岸田政権との対決姿勢を示すため、内閣不信任決議案の提出を視野に入れていますが、岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣が衆議院解散に踏み切る可能性も指摘され、21日の会期末を前に国会は緊迫の度合いが高まっています。