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日本政府が北京で「処理水」説明会=中国は反対

中国は反対を続けています。

日本政府はきのう北京の日本大使館で、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡り、中国に駐在する海外メディア向け説明会を開きました。

中国政府は処理水を「汚染水」と呼び、海洋放出に反対していますが、日本政府は「中国側が科学的根拠のない対外発信を一方的に繰り返している」と反発しています。

説明会には、オンラインを含め8カ国16人が参加し、日本側は処理水に含まれる放射性物質の濃度が基準値以下であることなどを説明しました。

オランダの記者からは海洋放出による国外への影響について質問があり、日本側は「国境をまたぐ影響はない」と答えました。

中国外務省はきのうの記者会見で「核汚染水の海への放出を無理やり推進しているが無責任だ」と改めて批判しました。