男女平等、日本125位に低下=「政治」の遅れ反映
政治と経済の遅れが目立ちます。
世界経済フォーラムは21日、男女平等がどれだけ実現できているかを示す「ジェンダーギャップ指数」を発表しました。調査した146カ国のうち、日本は過去最低の125位となりました。
政治や経済分野での指数が悪化し、前年調査の116位から順位を落とし、G7=主要7カ国では最低水準となっています。調査は、調査は「経済」「教育」「健康」「政治」の4分野で男女平等の現状を指数化しています。
日本の評価が特に低いのは「政治」で、女性の議員数や閣僚数が少ないことに加え、女性の総理が誕生していないことなどが指数に反映しました。
総合首位は14年連続でアイスランドで、2位にノルウェー、3位にフィンランドが入りました。日本は105位の韓国、中国の107位も下回っています。