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少年射殺事件で仏の暴動拡大=2000人以上拘束

暴動は1週間近く続いてます。

アメリカのCNNによると、パリ近郊の都市、ナンテールで17歳のアルジェリア系の少年が6月27日、検問中の警察官に射殺された事件をきっかけに、パリなど全国の都市で暴動が広がっています。

南部マルセイユ、中部リヨンなど各地で、夜中の放火や略奪が繰り返されており、全国の拘束者はおよそ2000人にのぼっています。

警察官もおよそ4万5000人が配置されており、フランスは全土で不穏な状態が続いてます。

少年の射殺に対する怒りは収まっていませんが、暴力の長期化を懸念する声も多く、少年の祖母は2日、テレビで「ショーウインドーやバス、学校を壊さないで」と呼び掛けました。