米最高裁、学生ローンの減免却下=支払い猶予も中止
バイデン氏の再選にも影響しそうです。
アメリカの連邦最高裁判所は6月30日、バイデン大統領が掲げる連邦政府に対する学生ローン返済の一部免除措置を認めない判断を言い渡しました。
バイデン大統領は2022年8月、連邦政府が提供する学生ローンの借り手に対し、1人当たり1万ドルの返済を免除する政策を打ち出しました。低所得者向けの奨学金の利用者は、さらに1万ドル免除するとしたため、借り手およそ4000万人のうち半数は支払いが全額免除される見通しでした。
返済免除とは別に実施されていた、学生ローンの支払い猶予措置も、8月末で打ち切られることとなりました。
2024年大統領選で再選を目指すバイデン大統領にとって痛手となそうです。