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IAEAが処理水で最終報告書=安全基準に合致

国際機関からお墨付きを得ました。

IAEA=国際原子力機関はきのう、東京電力福島第1原発のトリチウムを含む処理水の海洋放出計画について、「国際的な安全基準に合致する」と結論付けた最終報告書を公表しました。

IAEAは日本政府の依頼を受け、2年間にわたって放出計画の安全性を検証し、処理水を放出しても人や環境に与える影響は無視できる程度だとしとしました。

IAEAは福島第1原発に拠点を設け、処理水の安全評価を続けるとしています。処理水の海洋放出については、地元漁業者や中国が反発しているほか、韓国からも懸念の声が出ています。

政府はIAEAの報告書の内容を内外に公表して理解を得たい考えです。