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栗山監督退任、次期侍ジャパン監督は誰に?

今年の3月、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)において、日本代表「侍ジャパン」を勝利へと導いた栗山英樹監督(くりやまひでき)が6月2日、東京のホテルで退任の記者会見を行った。任期は5月末で終了。記者会見にはスーツ姿で出席し、「一試合一試合が私の生涯の思い出で、日本の野球の美しさを皆さんに少しでも伝えられたら」と感謝の言葉を述べた。 後任について栗山監督は「私からは何も言えない」と述べ、退任後、11月に東京ドームで開催される「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ」(参加国:日本、韓国、台湾、オーストラリア)が新監督の初試合となることを示唆した。侍ジャパンの強化委員会は次期監督選定を開始し、NPBの事務局長井原氏は「慎重に考えて進めていくつもりです」と後任探しを進める方針を明らかにした。 次期監督として有力視されているのは、元ソフトバンクの工藤公康監督(くどうきみやす)、元巨人の高橋由伸監督(たかはしよしのぶ)、東京オリンピックでコーチを務めた井端弘和氏(いばた ひろかず)など。 新体制の発足は8月を目指しているとのこと。