ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

日本ブラインドサッカー代表、世界選手権への挑戦

ブラインドサッカー男子日本代表は、パリパラリンピック出場を視野に入れ、「IBSAブラインドサッカー男子世界選手権2023」への挑戦を準備しています。現在、出場権を得ているのはフランス、トルコ、モロッコ、中国の4カ国で、日本は残る4枠を巡って争います。日本が出場権を獲得するには8月の世界選手権において、大陸別予選でまだ出場権未獲得チームうち、上位3カ国に入らねばなりません。

5月にある、ブラジルサンパウロで開かれる、IBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2023と6月にブラインドサッカーグランプリ inフランス2023にて各国の強豪と対決します。ブラジルの大会に向けた強化合宿で監督中川英治氏は、長期合宿で選手のフィジカル能力を強化し、新チームの2選手を初めて起用するなど、チームの成長と競争力を高めるための戦略を実行しています。また、主将の川村選手は「新メンバーは、育成年代から上がってきて勢いがあるし、いいムードを作ってくれている。特徴を生かせるように、フォローアップしていきたい」とし、「ブラジルのホームでフルメンバーと戦えるのは楽しみだし、自分たちの現在地を知る機会になる。無失点時間をできるだけ長く、そしてチャンスを生かせるように、チームとしても個人としてもチャレンジしていい結果をみなさんに届けたい」と力強くコメントしました。