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大阪府泉佐野市、ふるさと納税訴訟で逆転敗訴

国側の不服が認められました。大阪府泉佐野市(いずみさのし)がふるさと納税制度で多額の寄付を集めたことを理由に、特別交付税を減らされたのは違法だとして、国の訴えた裁判で、大阪高裁はきょう、減額の決定を適法と認める国側逆転勝訴の判決を言い渡しました。国は2019年度、大阪府泉佐野市がふるさと納税で多額の寄付を集めたとして、特別交付税を前年度よりおよそ4億4000万円減らし、わずか5300万円と算定しました。一審の大阪地裁は去年3月「ふるさと納税の寄付金によって特別交付税を減額したことは、法律の範囲を逸脱し、違法」として減額決定を取り消しを言い渡し、国が不服として控訴していました。