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保釈中のＧＰＳ端末装着が可能に＝改正刑訴法が成立

ゴーン被告のまねは難しくなりそうです。保釈中の刑事被告人の国外逃亡を防ぐため、ＧＰＳ端末の装着を可能にする改正刑事訴訟法が、きょうの参議院本会議で賛成多数で可決、成立しました。日産自動車の前会長のカルロス・ゴーン被告の海外逃亡を受けたものです。改正法では、裁判所が保釈を決める債、被告人が海外逃亡する恐れがあると判断すれば、ＧＰＳ端末の装着を命じることができます。空港などへの無許可の立ち居入りや、ＧＰＳを取り外すことも禁じられ、違反すると身柄を拘束されます。改正法はまた、指定された住居を許可なく離れる「制限住居離脱罪」や正当な利用なく決められた期日に公判に出席しない「不出頭罪」も新設されました。

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