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新型コロナきょうから「5類」=行動制限なくなる

ウイルス検査は有料となります。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けがきょう、これまでの「2類相当」から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。緊急事態宣言を含む行動制限の措置はなくなるほか、政府が一律に要請していた感染対策は、個々人の判断に委ねられることになります。5類への移行に伴い、これまで無料だったウイルス検査や外来診療の費用は自己負担となります。入院する場合は軽減措置として月に最大2万円が補助されます。ホテルなどの「宿泊療養」は原則廃止され、感染者は自宅療養が基本となります。松野博一(まつの・かずひろ)官房長官はきょうの記者会見で「位置付けが変わっても、ウイルスの特徴が直ちに変わるものではない」として、国民に対し感染対策を続けるよう呼び掛けました。