衆参補選、自民が4勝1敗=維新が1勝、立民は全敗
衆議院解散が早まりそうです。岸田文雄(きしだ・ふみお)政権の中間評価を問う、衆議院と参議院の合わせて5つの5補欠選挙はきのう、投開票が行われ、自民党は衆議院の千葉5区、山口2区と4区、参議院大分選挙区で勝利しました。衆議院和歌山1区では、日本維新の会が自民党に勝利しました。立憲民主党は公認候補を擁立した3つの選挙区で全敗しました。自民党が、選挙前の3議席から上積みを果たしたことで、自民党内では早期の衆議院の解散論が広がる可能性が出てきました。また、統一地方選挙後半戦の投開票もきのう行われ、大阪市の横山英幸(よこやま・ひでゆき)市長はきょう、日本維新の会が今回の統一地方選で、地域政党「大阪維新の会」も含めた地方議員らを600人以上に増やす目標を達成したと述べました。また、今回の統一地方選挙で、参政党はおよそ100議席を獲得して大きく躍進しました。政治家女子48党は、現職がほぼすべて落選し惨敗しました。