Ｇ７環境相会合が閉幕 車のＣＯ２50％削減で合意
ＥＶの導入目標は見送られました。札幌市で開かれていたＧ７＝主要７カ国気候・エネルギー・環境相会合がきのう、2日間の討議を終えて閉幕しました。焦点となっていた自動車分野の脱炭素化では、Ｇ７各国の保有台数に基づいて、二酸化炭素の排出量を2035年までに、2000年に比べて50％削減することを目指し、取り組むことで合意しました。欧米の各国が求めていた電気自動車の導入目標ではなく、ハイブリッド車も含めた幅広い種類の車で脱炭素化を目指すことになりました。また、石炭火力発電の廃止時期は明示しない一方、二酸化炭素の排出削減の対策が取られない場合、化石燃料の発電を段階的に廃止することで合意しました。また、今回のG7サミット、NOBORDERは10人の取材班で現地に向かいます。テーマは「GPT」です。
