岸田総理遊説の爆発事件で家宅捜索=鋼管など押収
警戒しながら捜索が行われました。岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣が、遊説のため訪れいていた和歌山市の漁港で起きた爆発事件で、警察はきのう、威力業務妨害の疑いで、兵庫県川西(かわにし)市内にある木村隆二(きむら・りゅうじ)容疑者の自宅を家宅捜索しました。警察は自宅から、爆発物の製造に使ったとみられる鋼管のようなものや、工具類を押収しました。捜索に先立って警察は、爆発物がある可能性があるとして、周辺の住民に非難を呼びかけました。木村容疑者は15日午前11時ごろ、金属製とみられる筒状の爆発物1本を、およそ10メートル離れた総理に向け投げました。総理が避難した後、大きな爆発音とともに煙が上がりました。警察官1人がかるいけがをしました。
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