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岸田総理、チャットGPT開発のアルトマン氏と会談

日本は規制に踏み切るのでしょうか。対話型AIの「チャットGPT」を開発した、アメリカのベンチャー企業「オープンAI」のサム・アルトマンCEOがきょう午前、総理大臣官邸を訪れて、岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣と面会しました。チャットGPTを巡っては、個人情報保護への懸念から、イタリアが3月末に利用を禁止し、ドイツやフランスなど欧米の各国で追随する動きが出ています。面会を終えたアルトマン氏は記者団に対し「岸田総理大臣とは、AI技術の長所とともに、欠点をどう軽減するかについて話し合った」と述べました。松野博一(まつの・かずひろ)官房長官はきょうのの記者会見で、政府内でのチャットGPT利用の可能性について「情報漏えいへの対応について必要な検討を行った上で、業務負担を軽減するための活用などを検討したい」と述べました。なお、アルトマン氏は岸田総理との会談後、記者団に、日本への進出を考えていることを明らかにしています。