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大阪市長選は事実上の一騎打ち=IRが最大争点に

カジノへの賛否が争点です。4月9日に行われる大阪市長選挙が26日告示され、これまでに新人5人が立候補しました。松井一郎(まつい・いちろう)市長の後任を決める選挙で、大阪維新の会と「非維新」勢力による事実上の一騎打ちとなっています。大阪府と市が計画する、IR=カジノを含む統合型リゾート開業の是非などが最大の争点となります。候補者のうち、維新公認で前の大阪府議の横山英幸(よこやま・ひでゆき)さんは、街頭演説の第一声で「大阪にIRを誘致することは、大きな経済的波及効果がある」などと述べる一方「ギャンブル依存症に対応する社会をつくる」と強調しました。無所属で前の大阪市議の北野妙子(きたの・たえこ)さんは「「大阪の知事と市長はギャンブルで儲けようとしている」と批判しました。市長選は、23日告示の大阪府知事選と合わせて4月9日に投開票されます。