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プーチン大統領、ベラルーシへの核配備方針を発表

欧米に衝撃が広がっています。ロシアのプーチン大統領は、25日の国営メディアのインタビューで、ベラルーシに戦術核を配備することで合意したと述べました。プーチン大統領は「アメリカは何十年も前から戦術核をヨーロッパの同盟国に配備してきた」などと語り、アメリカへの対抗措置であることを強調しました。ウクライナ外務省は26日、ベラルーシへの核配備を強く非難し、国連安全保障理事会の緊急会合の開催を要請しました。EUの外相にあたる、ボレル「外交安全保障上級代表」は「核を配備すれば、ベラルーシに新たな制裁を課す可能性がある」と警告しました。NAT=北大西洋条約機構も強く非難しており、ロシアと欧米対立がさらに激化しそうです。