日本勢には朗報です。ＥＵの欧州委員会とドイツ政府は25日、2035年以降も条件付きでガソリン車など内燃機関車の新車販売を認めることで合意したと発表した。ＥＵでは当初、温室効果ガス削減策の一環として、全てのエンジン車を禁止する方針でしたが、事実上撤回したことになります。自動車大国ドイツが反対していたためで、二酸化炭素と水素でつくる合成燃料を使用する場合に限り、認めることで折り合いました。合成燃料は、価格がガソリンの2倍から5倍と高く、利用は限定的と見られていますが、急激なＥＶへのシフトは修正に動き出すことになります。ハイブリッド車に強みを持つ日本勢には利点がありそうです。