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中ロ首脳が共同宣言 米国への対抗姿勢鮮明

中ロと欧米の亀裂が深まりそうです。
中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は21日、モスクワのクレムリンで
およそ3時間会談し、ロシアが侵攻したウクライナ情勢などを巡り、意見を交わしました。

両首脳は会談後に共同声明を発表し、ウクライナ危機の対話による解決を訴えました。

また、ロシア側は「一つの中国」の原則を確認し、
台湾が中国の不可分の一部であることを改めて指摘しました。

共同声明は経済分野でも、貿易や投資、通貨決済、エネルギーなど幅広い分野で、
協力を強化する方針を示しました。

共同声明は、アメリカとイギリス、オーストラリアによる安全保障の枠組みである「AUKUS(オーカス)」への懸念を表明し、アメリカに対する対抗姿勢を鮮明に示しました。

今後、欧米各国が中国への警戒を強めそうです。