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WPA公認世田谷パラ陸上車いす競技会開催

迫力あるパラ陸上の車いすレースでした。

スポーツライターの星野恭子(ほしの・きょうこ)さんがノーボーダースポーツに寄せた記事によりますと、7日、車いすのトラック種目に特化した「WPA公認世田谷パラ陸上車いす競技会」が東京の世田谷区総合運動場陸上競技場で初開催され、競技用車いす「レーサー」による100メートルから5000メートルまで全8レースが競われました。

中でもメインレースの「男子招待エリート1500メートル」には、2日前に東京マラソンを大会新記録1時間20分57秒で制したスイスのマルセル・フグ選手など海外勢2名と、日本選手5名の計7名が出走しました。

フグ選手は、2月に1500メートルの世界新記録を樹立したばかで、「絶対王者」の走りに注目が集まる中、2分57秒32で優勝しました。

フグ選手はレース後、「日本のトップ選手たちと駆け引きしながら、いいレースができて楽しかった。昨日、学校訪問をした生徒さんが応援にきてくれて、とても嬉しかった」と笑顔で振り返りました。