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参院がガーシー議員除名=国会けっせきでは初めて

反対票は1票だけでした。
参議院はきょうの本会議で、政治家女子48党(せいじかじょしフォーティーエイトとう)のガーシー=本名・東谷義和、ひがしたに・よしかず)参議院議員を、懲罰処分としては最も重い、除名とすることを議決しました。
尾辻秀久(おつじ・ひでひさ)議長が除名を宣告し、ガーシー氏は直ちに議員の身分を失いました。
国会議員の除名は、衆参両院を通じて3例目で、国会の欠席に基づくケースは初めてとなります。
ガーシー氏は、去年7月の初当選以降、一度も国会に登院せず、参議院が科した「公開議場での陳謝」の懲罰にも応じませんでした。
採決は記名投票で行われ、賛成は235票、反対は政女党の浜田聡(はまだ・さとし)氏の1票だけでした。
ガーシー氏の除名を受け、旧NHK党の比例名簿に従い、繰り上げ当選者が決まります。